8月19日・20日初の開催! 半田運河を楽しむイベント “半田運河 Canal Night”
8/19、20と愛知県半田市中村町周辺にて初めての試みとなる、 “半田運河Canal Night” が開催されます。
開催日:2016/8/19(金)、 20(土) 17:00~21:00
交 通:JR半田駅から徒歩5分
名鉄知多半田駅から徒歩10分
※駐車場はミツカンミュージアムMIM 第2駐車場です。
位置はこちら(googleMap)。
会場は運河の向かい側になります。お店にいくには、運河をぐるっと回る必要があります。
会場となる船方橋から源平橋の風景
半田運河 Canal Nightのご紹介(と準備)
このイベントは、大きく分けると3つの要素になると思います。
1. 半田運河の水面に浮かぶ1500の光 “ミズノヒカリ”
半田運河の源平橋から船方橋までの間を一時的に囲い、その水面に1500の光の玉を浮かべます。
会場はミツカン本社隣(MIM横)の黒板囲いの風景で知られる場所で、運河沿いの散策などが楽しめます。
2. 駅から続く灯ろうに導かれる “ヒカリノミチ”
JR半田駅からミズノヒカリまでを、優しい光がご案内します。
3. 運河沿いでの夕涼み。厳選されたショップ出店
酒どころ知多半島らしく、知多半島にある日本酒の蔵元の6蔵や赤レンガ建物のカブトビール(限定の生ビールを提供!)のほか、ワインや石窯ピザなど、素敵なフードとドリンクのお店が出店します。
駐車場としてミツカンミュージアムの第2駐車場が用意されていますので、お車での来場も可能です。
出店店舗名など詳しい内容は公式サイトにてご確認ください。
半田運河 Canal Night http://canal-night.com/
深夜の半田運河
半田運河
半田運河は、黒板囲いの蔵が立ち並ぶ「蔵のまち」の風景として、半田を代表する風景の一つです。
周囲には、國盛 酒の文化館や、旧中埜家住宅、小栗家住宅などの特徴的な建築物が立ち並び、特色ある産物や交易により裕福な地域だったことが伺えます。
この半田運河周辺は近年、MIM(ミツカンの企業ミュージアム)のリニューアルオープンにあわせて整備が進み、今はとてもいい雰囲気になっています。
しかし、まだまだ認知度は高くなく、地域の方の散歩コースやジョギングの方くらいにしか利用されていないのが現状です。
この半田運河周辺の魅力を伝えるため、日本福祉大の地域連携機関 “Cラボ“でコーディネーターとして働く池脇さんが、本イベントを企画されました。(下の動画の左を歩いています。)
黒板囲いの風景と「蔵のまち」散策の雰囲気が伝わるでしょうか。
◯
今回、当事務所に新たに導入したレーザーカッターで、会場への案内ボードをいくつか作っています。
これからの設置となりますが、”ヒカリノミチ”のどこかに置くことになるのかな。
どこにあるか探してみてください。
いくつかの試作をしたのででレーザーカッターも少しは使い慣れてきた気がします。
レーザーカッター(FABOOL Laser Mini)の組み立て・ご紹介も近日公開予定です。
◯
半田運河とミツカン、MIMのこと(おまけ)
半田から江戸へと、お酒や酢などの特産品を運ぶ為に造られた半田運河、その傍らに今も本社を置くミツカンは、江戸時代の寿司ブームを牽引しました。
ミツカンの初代中野又左衛門は、早すしのブームを察知し、当時主流だった米酢よりも安価な酒粕酢を使えば、さらにすしが美味しく手軽になるはずだと考えます。
お酒作りの際にタブーであった酒粕を利用した粕酢造りに挑戦します。お酢の菌が酒ダルに入ると全てお酢になってしまうことから、酒造りとお酢作りを両方行うことは、当時の常識では考えられないことでした。
しかし、その常識を覆し、お寿司に最適なお酢(酒粕酢)を製造することに成功したミツカンは、「三ツ判山吹」などを中心に、ブランドとして認知されていきます。
ミツカンは製品のブランド化と、ニーズをとらえ需要に合わせて出荷量を調整するなどのマーケティング的な発想で、現在の地位を築いたのだと思います。
というようなミツカンの歩みは、企業ミュージアムMIMにて詳しく見ることができます。
海運業で栄えた知多半島の歴史とミツカンの歩みがよく分かる展示内容になっていますので、知多観光の第一歩にもおすすめです。※要予約です
(MIMのZone3「時の蔵」コーナーでは実際に運ぶ時に使った「弁才船」の復元された実物と、スーパーワイドな、多分ハイビジョン×3枚分のサイズの、かっこいいアニメーションで江戸までの海運の様子を見ることができます。)
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